忘れない方法

こんにちは。

 

わかあゆSC代表の松川です。

夏季水泳教室も終盤に差し掛かってきました。

最初は水を怖がっていたお子さんも水に慣れてきたり、息継ぎが上手く出来なかったお子さんは息継ぎがスムーズに出来るようになったり、確実に進歩が目に見えております。

夏季水泳教室に通うご家庭の中には、「夏休みだけ」と決めているご家庭や、「夏をキッカケに2学期からも」と継続を検討されているご家庭も様々です。


親御さんにしてみると、「夏休みだけ」と考えると送迎もなんとかできる方も多いと思いますが、通年となると少なくとも週に1回は必ず送り迎えをしなくちゃいけませんよね、水泳に限らずですが、ここが親御さんの協力あってのことだと思います。

そしてちょっとこのグラフを見て頂きたいのですが、

 

このグラフは、ドイツの心理学者、ヘルマン・エビングハウスは、意味のない3つのアルファベットの羅列(られつ)を、被験者にたくさん覚えさせて、その記憶がどれくらいのスピードで忘れられていくかを実験し、調べました。その結果を、グラフ化したのが「エビングハウスの忘却曲線」です。

この結果からわかったことは、
1、記憶は、覚えた直後に、どっと(半分近く)忘れてしまう。
2、残った記憶は、ゆっくり忘れていき、長く保持される。

 

 

ただ、「人間は忘れる動物である!」と示しただけでは、何の意味も持たないので、その結果を利用して、忘れにくくする方法を考えてみましょう。

 

 

このグラフは、同じエビングハウスの忘却曲線に、定期的な復習をした場合の記憶率を記入したものです。つまり、「人間は忘れる動物である!」という事は事実だが、「定期的に復習をすれば、その記憶は確実に定着していく!」という事の方が、もっと大切であるという事です。

夏休みに習得した水泳技術も間があけば徐々に忘れてしまいます。

 

3歩進んで3歩下がる、では勿体無いですよね。

 

水泳技術は脳と体で完全に覚えてしまうと忘れることはありません。その為には反復練習(継続)が必要です。

長年当SCで習っていたお子さん達は大人になっても『泳げる』ということを口にしますし、つい最近も昨年卒業した生徒の親御さんから『わかあゆを辞めて一年たつけど学校の授業でしっかり泳げて先生からも褒められました』との声を頂きました。

せっかく習うなら4泳法は習得し、個人メドレーをしっかり泳げるレベルになるとそうそう忘れることはありません。

『泳げる』という技術は一つの財産ですし、泳げるようになるまでの過程で苦しさもありますが、ここを乗り越えていくことで心身ともに逞しくなると私は考えます。溺れない技術も身に付きますしね。

これを機に、お子さんに一生モノの財産を残してあげたいと想う親御さんは、クラブ受付までお申し出ください。

 

 

わかあゆスイミングクラブ

代表 松川 大悟

☎ 0977-22-4436

info@wakaayu-swim.com
HP http://www.wakaayu-swim.com

 

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