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水泳で免疫力を高める3つの法則

 

 

体力とは運動によって鍛えられるものであり『 行動体力 』と『 防衛体力 』の2つに分類されます。

 

 

『 行動体力 』は筋力、瞬発力、筋持久力、柔軟性といった能力の総称。

 

 

 

『 防衛体力 』とは

 

① 外部環境が変化しても内部環境を常に一定に

  維持しようとする能力の『 恒常性 』

 

② 外界からの刺激や環境に対して適応する

  能力の『 適応性 』

 

③ いろいろな病気やストレスに対する

  抵抗力の『 免疫力 』

 

 

 

 

実は免疫力には3つの種類があります

 

 

① 自然免疫

皮膚・粘膜など体の入り口で戦ってくれる免疫

 

② 適応免疫

侵入後、体内で戦ってくれる免疫

 

③ 免疫寛容

上記の2つを正してくれる

 

 

 

マスク、うがい、手洗い、消毒は

①の自然免疫の対応になります。

 

 

こちらではウイルスが体内に

侵入したとしても大事に至らないように

その対応である②『適応免疫』を高める
ための
水泳の役割をお伝えします。

 

 

 

 

 

 

水泳で防衛体力(免疫力)を

   高める3つの法則

 

【 其の一:体温 】

 

プールの水温は30度ほど、人間の体温より低いです。身体には体温を調整する機能があり、プールに入ることで、防衛体力の一つである恒常性つまり『体温を上げる機能』を鍛えることができ、冬でも寒さに強い体調を崩しにくい身体を作ることができます。

 

体温が低い人は血行が悪くなり、免疫細胞(白血球)は血中でウイルスを発見しても、素早く攻撃できません。免疫力は体温が1℃下がると30%低下し、逆に1℃上がると一時的には最大5~6倍アップすると言われています。

 

 

【 其の二:白血球 】

 

栄養・休養を適切に保ち水泳をたくさん行うことで、何十トンもの水圧と全身運動によって血流が良くなり、免疫細胞(白血球)が体内を巡回しながら毛細血管まで行き届き、ウイルスや細菌など『感染症』から身体を守ってくれます。

水圧を受けると人間の身体は外圧に負けないように、内側からそれを押し返す力が生まれます。すると血管に弾力性が生まれ、その結果『血流状態』が高まると考えられています。

 

 


【 其の三:副交感神経 】

水泳は背骨を安定させたり、しっかり動かしたりします。背骨の中にある脊髄からはたくさんの自律神経が出ています。水泳の後は凄く眠くなったりすることがありますよね。これは色んな動きで背骨に刺激を与えることで、交感神経と副交感神経の切り替えがスムーズになり、特に水泳の後は疲労回復のために、副交感神経が優位になります。

コロナ渦で運動不足になり、寝付けない人が多いという話も耳にします。実は副交感神経優位の状態は、『脳・臓器・筋肉を修復させたり、骨髄で免疫細胞(白血球)を生成するゴールデンタイム』になります。逆に交感神経優位の場合は、そういったシステムが無いのです。水泳で全身運動をしっかり行い、副交感神経を優位にしてあげましょう。

 

 



マスクやうがい、手洗い消毒などはもちろん
大切ですが、万が一新型コロナをはじめ様々なウイルスに感染したとしても、大事に至らないよう防衛体力の維持・向上に努めるべきです。

 

 

 

ウイルスに負けてはいけません!

水泳で防衛体力(免疫力)を高めていきましょう!!

 

 

 

わかあゆスイミングクラブ

代表取締役 松川 大悟

National Academy of Sports Medichine

Performance Enhancement Specialist